欠陥商品を開発して責任をとらない技術者と、尻ぬぐいさせられる技術営業

私が結構前にブラック企業に勤めていた時の話です。

その会社は某電子機器メーカーで、名前こそ知られていませんが、皆さんが1日街を歩けば必ず見かける商品を作っている会社です。
当然ながら、収益性も高いし、対外的には一流メーカーということになっています。

私がその会社に転職したのも、ある程度将来性が期待できること、当時26歳の私が技術職に就く条件を提示されたことが志望動機でした。

就職してみて、会社の収益率は本当に高いことは実感しました。
しかし、私が配属されたのは技術職ではなく営業職(正確には営業技術)でした。
はっきり言って、その時点で辞めるべきでしたが、私は「営業技術」という言葉に騙されました。

その会社では、一応は技術研修は受けさせてくれたのですが、到底同業他社企業の程レベルのものではありませんでした。
また、会社が金を出す以上、習ったことはすべて公開するルールが有りました。

例えば、プログラミングの講習を受講した時のことです。
私は、習得したプログラミング技術を使って、テキストファイルを暗号化するサンプルを作成し、発表しました。

しかしながら、偉いさんが、「俺は素人だから、お前がやっていることはわからん」とか好き勝手なことを言い、

MS-DOSとかOSの説明をさせられた上で、私が用意した説明資料を紙の無駄だと罵倒する等されました。。。
これだけでも、充分にやる気をそがれます。

しかし、私が本当に辞めたいと思ったのは、会社が作っている商品が欠陥だらけで、会社がその欠陥を直せないことです。

私の部門は、会社の主力製品ではなく、今後伸びるであろう製品を販売していたのですが、その制御ソフトウェアに不具合が大量にあったのです。

例えば、その製品にデータ転送する際に、ライバル企業の10倍の時間が掛かるとか、複雑なデータを作成するとデータが不可逆的に破壊される(パーツを100個以上配置するとデータが壊れる。一旦壊れると、99個に減らしても復旧しない等。)

このような不具合の為、私は顧客を回ったりしてサポートし、毎日終電で帰宅してました。
しかし、製品の開発者は19時位で上がってしまう有様です。
要するに、製品開発のマネジメントが出来ていなかったのでしょう。

結局、やりたい仕事でない上に、開発者の不具合の始末を私がつけることに納得できず、会社をやめることにしましたが、
その会社は、就業規則として、「会社を辞める人は有給を取れない」という訳の分からない社則を作ることも忘れてません。

私は、スキルを磨いた人が報われず、社内の政治力学で残業時間が決まるような職場はこりごりですが、転職しないと分からないことも多く、困ったものです。

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