仕事の理想と現実で悩んだ

私は3回の転職を経て、とあるベンチャーのシステム開発会社に入社しました。
ベンチャー企業を選んだのは今までの自分の経験をフルに活かせる環境を求めていた為です。
その会社は設立1年目でちょうど地方都市から大都市へ移転するとの事で私の通勤圏内にもヒットしました。
設立間もない会社なので給与面・その他待遇面では前の会社よりはるかに劣りましたが、私0歳を目前にして自分たちで会社を作っていくという社風にやりがいを見いだし
大企業に別れを告げて次なるステップに進みました。
最初に勤めた会社が超ブラック企業でサービス残業や徹夜は当たり前だった為、ちょっとやそっとの激務は苦にもならなかったし
理不尽な要求や急な仕様変更なども慣れのせいなのか、それなりに捌く事ができました。
そうこうしているうちに社内でも信頼を得る事が出来、複数プロジェクトの開発を掛け持ちながら新入社員の指導を行なったりプロジェクト管理を行い、身体や精神はくたくたでも慌ただしく充実した時を過ごしていました。
そんな生活が狂いはじめたのは3年程経った頃でした。
初期メンバーの着々とした努力が身を結び会社の規模も少しずつ大きくなってきて今までは経験者のみの求人募集でしたが、新卒や未経験の新入社員を迎える事が出来るようになりました。
新卒を迎えるということは言わば最初は投資はなので一人前に育てあげるまでは大変なのは百も承知なのですが実際にはまた会社にそこまでの底力が無かった為、一気に初期メンバーにシワ寄せが来ました。
自分の工数以上の予定をこなしながら新人教育を行う。社長からは「新人は一刻も早く、1週間以内に戦力になるよう指導して」という無茶振りもあり定時内は新人教育メイン、定時後サービス残業で担当プロジェクトの開発作業というスケジュールをこなしていました。
本当にハードでしたが会社の未来の為と思うと不思議と気力が湧き楽しんでやっていたと思います。
しかし、それすら奪われる時がきました。
少しでもお金が必要という理由で私は担当プロジェクトから外され、大手システム開発会社に出向に出てくれと打診がありました。
「なぜ私?」「せっかくプロジェクトも順調、新人教育もうまくいってるのに!」
私は憤りを隠せませんでした。そもそもこの会社に転職したのももう出向生活にうんざりだったからというのも会社側にはきちんと伝えていたのに。
でも社内には大手に出向に出せるスキルの人材が私以外いなかった事と単価の良さの為、泣く泣く出向に出る事になりました。
本当に悔しくて、出向先ではほぼ定時通り退社出来たり稀に残業があっても破格の残業代が出たにもかかわらず何故か気持ちが沈み自律神経失調症になってしまいました。
先方の会社に迷惑をかけてしまうのは避けたかったので数回の延長には応じましたが晴れて任期満了になった時、スッパリ自社も退職しました!
思い返せば私のワガママでの退職だったと思いますが、今は社員の気持ちを大切にする会社と巡り会えて本当に良かったと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です