日本語教師を辞めたいと思ったら!おすすめ転職サイト紹介

学生時代の家庭教師に始まり、私は人生のほとんどを人に何かを教えるということで生きてきました。

何かを教えることで人と触れあい、その人を知り、時には何かをきっかけにその人の人生や心にまで触れることがあるときには感動しました。

人に何かを教えるという仕事は私にとって天職だと思っていました。

日本語教師になろうと思ったきっかけは、その前職にあります。

前職は企業のセミナー講師で、約10年間勤めました。

本社をアメリカに持つその仕事では年に数度の本社ミーティングがあり、そこで私は英語を媒介語とした多言語ミーティングを経験しました。

メンバーのうち英語を話す国は全体の半分で、それぞれが自国の同時通訳を通して仕事をしていたのですが、このとき体験したのが異文化交流です。

共通言語を持つことなく、多言語で、時には身振り手振り。お互いにコミュニケーションを取ることがこんなにも面白いものだとは思いませんでした。

その仕事をずっと続けたいという気持ちもありましたが、何しろ出張が多く、そろそろ腰を落ち着かせようという思いから退職をし、前職を生かせる仕事として日本語教師を選びました。

多言語コミュニケーション。異文化コミュニケーション。言語の壁を越えて自国の言葉を教える日本語教師は最適だと思いました。

何より、日本語というものを通して人と触れあい、人に何かを教えることで喜んでもらうということが、またできる!と思いました。

目次
日本語教師になるために精一杯努力しました
晴れて日本語教師になれたのに、待っていた現実は・・・
私が日本語教師を辞めたいと思った理由
日本語教師におすすめ転職サイトランキング

日本語教師になるために精一杯努力しました
日本語教師辞めたい

意気揚々と日本語教師への道を歩もうとしましたが、すぐになれるものではありませんでした。

日本語教師になるためにはその資格が必要です。その条件とは次の3つです。

大学で主、または副専攻で日本語教育科目を履修し卒業していること。
日本語教師養成講座を420時間以上受講していること。
または合格率20%といわれている日本語教育能力試験に合格していること。

この3つの条件のどれか1つを満たさなければなりません。

私は日本語を教えるということに関しては全くの無知でしたので、養成講座を受講することに決めました。

条件を満たすまでには半年から2年の時間が必要です。

それでも次の仕事はこれしかない!と思いましたので頑張りました。

実際、始まると、養成講座での授業はどれも興味深いものでした。

今まで自然に使ってきた日本語の知られざる一面を知るような面白さがあり、同じ目標を目指す友達もたくさんでき、久しぶりの学生気分に毎日が充実していました。

クラスメイト同士で先生役、生徒役を交互にやる模擬授業も楽しく、早く就職して本当の授業をやりたい!と思いました。

ちなみに、日本語を教えるのに他の言語は必要ありません。

よく英語で日本語を教えるのだと思われている方がいますが、クラスの学生は多言語です。中国、ベトナム、ロシアにバングラディッシュ・・・。

欧米人だけを相手に、英語を媒介語にした日本語学校も中にはありますが、そういう学校は少数です。

ほとんどの日本語学校が日本語で日本語を教える直説法という教授法で教えます。

私にはこの直説法自体がいい意味のカルチャーショックであり、初めて聞くこの教授法の面白さに、日本語学というものに夢中になっていきました。

そして、この教授法を使えば全く共通言語を持たない者同士が時間をかけて心を繋げることができるのではないか?!とワクワクして就職しました。

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日本語教師になるために精一杯努力しました
晴れて日本語教師になれたのに、待っていた現実は・・・
私が日本語教師を辞めたいと思った理由
日本語教師におすすめ転職サイトランキング

晴れて日本語教師になれたのに、待っていた現実は・・
日本語教師辞めたい

ですがフタを開けてみると、実際の授業はまったく違うものでした。

入る前まで私は、日本語学校に来る学生は少なくとも日本語を学びたい人が来るのだろうと思っていました。
ところがそれは違いました。

中には学びたくてやってくる真面目な学生も勿論いましたが、そうではない学生もたくさんいました。

彼らは出席日数を取ることに躍起になります。

日本語が話せるようになるかどうかにはあまり興味がないようでした。

明け方までバイトをして、ほとんど寝ずに学校へやってきます。

彼らにとって一番大切なものは、ビザでした。

彼らは高い授業料以上に働いて稼いでお金を貯めます。

学校側から出席簿は肌身離さずトイレにまで持っていくようにといわれました。

それでも私も最初の頃は夢を持っていました。

やる気のない学生にやる気が出るような授業をするのも教師の仕事のうちの一つです。いろいろな工夫をしました。

楽しみながら参加できるようにとゲームも取り入れました。

ですがこれも驚くような結果に終わりました。

目を爛々とさせて、勝つためになんでもするその光景はあっけにとられました。

日本語を使うものは一人もいません。

いろいろ努力しましたが、新米の私は持ち駒も少なく、

出稼ぎに来ている彼らに日本語への興味を持ってもらうことはできませんでした。

そしてそんな彼らを統括する教員室はたくさんのルールで縛られ、まるで軍隊のようでした。

やる気のない学生と、それをコントロールする教員側との緊迫感に疲れてしまいました。

言葉の通じない者同士が努力しながら一歩ずつ歩み寄り、言葉の垣根を越えて心を繋げることができたらステキだ。
などという甘い夢はもろくも崩れ去りました。

せっかく努力して勉強して日本語教師になりました。生徒たちのために英語だって勉強しましたが、私は我慢の限界がきて転職することにしました。

その際利用したのは業界最大手のリクルートの転職サイトです。努力して学んだ語学力を活かして今は楽しくやりがいのある仕事をしています。

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日本語教師になるために精一杯努力しました
晴れて日本語教師になれたのに、待っていた現実は・・・
私が日本語教師を辞めたいと思った理由
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私が日本語教師を辞めたいと思った理由

出席数稼ぎの授業
共通言語を持たない者への重要な連絡
使いづらい教材
教員室内の緊迫した空気
交通費も出ない無給の研修
夜遅くまで続く授業後の仕事

出席稼ぎの授業
実際に教壇に立つ前まで私は、日本語学校に来る学生とは、少なくとも日本語を話せるようになりたい人たちであり、自分はそういう人たちに向けて日本語を教える。ということを予想していました。

私は教えるという仕事は初めてではありませんでしたので、養成講座の模擬授業と現場が違うだろうということもわかっていたつもりです。

ですがこの私の予想をはるかに超えたやる気のなさ。
それは私にも伝染しました。

更に悪いことに、日本語学校では3ヶ月ごとにクラス編成をしていました。成績ごとのクラス分けです。

私は3度目のクラス替えで一番下のクラスの担当になってしまいました。

つまりやる気のない学生たちが集められたクラス。これが致命的でした。

日本語学校というものはだいたい一つのクラスを3人の教師で受け持ちます。

それぞれのクラスには担任がいて、授業はチームで行います。

私は担任には恵まれましたので、この「一人で背負っているのではないのだ。」という感じがせめてもの救いでした。

ところがその担任がこの一番下のクラスを受け持つことになったときに、こういいました。

「私、いつのまにかこの一番下のクラスの担当みたいになっちゃってるんだよね。もうこれから逃れられないのかな。」

これを聞いて恐ろしくなりました。授業に興味を持たない学生ばかりを集めたクラスが永遠に続く!これは恐怖です。

とても少数ではありましたが、中には本当に頑張ったのだけれどできなかったという学生もクラスにはいましたので、私はそういう学生たちに向けて授業をしました。

ですがこの最後に受け持ったクラスのほとんどの学生にとっては、日本語を教えられるということ自体がむしろ迷惑なようでした。

授業は時間が過ぎれば終わるもの。時間が過ぎるまでいかにして時間をしのぐか?!

睡眠をとるか、ネットサーフィンをするか・・・。彼らはただ出席欄に「○」をもらうためだけにそこに存在していました。

そしていいことか悪いことか、学校側もこれはわかっていて、その対処法を提案してきました。
以下はその一例です。

5回以上の私語は欠席。
眠る者は居ないものとみなす。
スマホをいじっていたらその場で没収。などです。

学校はよく考えてくれます。何かの打開策が必要でしたから。

ですが、私はこの板ばさみになりました。学校からの提案はいつしか学校のルールになり、携帯を出す、出さない。見てた、見てない。私語だ。私語じゃない・・・。授業よりもこの悶着に時間を取られました。

更には、他の学校ではどうかわかりませんが、私が勤めていた学校には主任の巡回があり、授業中に突然、主任が教室に入ってきて何の前触れもなく授業を見学していかれました。

これは初心者にとっては、ものすごいプレッシャーです。

プレッシャーやストレスは他にもあります。

共通言語を持たない者への重要な連絡
学生への連絡アナウンスは各教室でやるものですが、大学の願書であるとか、ビザのことであるとか、とても重要なことを日本語がわからない。英語も通じない。共通言語を持たない学生たちに伝えなければなりません。

彼らにとってビザに関する情報というのは死活問題です。

ビザがなければ彼らが日本で暮らすことができない、違法状態になるわけですから本当に大切な情報です。

意思疎通のミスで一度大変な事故も起きたこともあります。

使いづらい教材
教材もとても使いづらい教材を使っていました。

クラスのほとんどの学生は、日本語が話せていないのですが、信じられないことに、全員、母国の日本語学校で基礎を終えてきている人達という設定でした。

学校では“基礎を終えた初心者向けの教材”というあまり目にしない教材を使っていました。

その教材の使いづらいこと使いづらいこと!

各課のバランスがとても悪く、それは他のほとんどの教師が会議の議題として挙げるほどの使いづらさで、日本語を教えるということ自体に慣れていない私は四苦八苦しました。

日本語の教材には定番の教材というものがあります。

養成講座ではその“日本語の教材といえばこれ!”という定番教材を題材に教授法を習いました。

私がたまたまだったのかもしれませんが、これまで3ヵ所で授業をしてきましたが、3ヵ所全てで違う教材を使いました。養成講座で使用した教材は残念ながら一度も使ったことがありません。

日本語教師というもの自体が新米の者が、次から次へと新しい教材を紐解き教案を作るということもまた一苦労でした。

そして、この道を目指したことがある人なら知っていると思いますが、日本語の授業はその準備に時間を取られます。

この仕事を一度でもやった事のある人なら体験済みのことと思いますが、授業が終わると、始まるもう一つの仕事があります。宿題の採点。テストの採点・・・事務処理。時間がいくらあっても足りません。

にもかかわらず、報酬は驚くほどの薄給。新米だと稼働が週に3日程度で、もらう額は多くても7万ぐらい。3ヶ月ごとに2週間前後の長期休暇が入ります。

一人暮らしの先生はたいていアルバイトをしていました。

それでも続けている人はたくさんいます。

これらのことを上手くかわし、上手く授業に惹きつけ、学校側とも学生側とも上手にやりつつキャリアを積めば、いつしかこういった状況の中にもやりがいを見つけることができるのかもしれません。

でも私はそこまで持ちませんでした。

どんな仕事にもいい面、悪い面があります。

得意なことと不得意なこと、上手くできることと、できないことがあります。

人間関係のプレッシャーというものもどんな仕事でもあるでしょう。

でも本当にその仕事が好きで、やりがいを感じていれば、多少のことは乗り越えられるものです。

「自分が何かの役に立っているとは思えない。」

これが私が辞めた一番の原因だと思います。

ずっと辞めたいと思っているくらいならいっそのこと転職するのがおすすめですよ!

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