半導体製造の大企業に見切りをつけてステップアップ!するため会社を辞めました

私が会社を辞めたのは52歳の時です。

仕事内容は半導体製造メーカーの技術営業を担当しておりました。

長年勤めた会社を早期退職し、起業しました。現在は小さな会社を経営しております。

辞めた理由は大きく4つあります。

  1. 情実人事に嫌気がさしたこと
  2. 長年早期退職して起業したいという夢があったこと
  3. 会社に早期退職制度ができたこと
  4. 子供たちが自立したことこの4つです。

恐らくこの4つの理由のどれかがかけていたら、退職しなかったと思います。

特に2)から4)の理由です。最大の理由は1)の情実人事です。

どの会社にもよくあることだと思います。

これは私の感覚ですが、昇進している人間の8割程は上層部の受けが良い人間で占められていました。

こんな程度の人間がという人間がポストを得ていることに腹立たしく思っていました。

そもそも、改革意識の高い人間は、上層部の理不尽な政策に黙っていません。ところが、黙って従う人間ばかりが昇進します。

サラリーマン社会は、組織ですから、事を荒立てない人間で上層部を占める方が得策ともいえますが、そういう情実人事で会社を運営しているから、多くの日本企業がグローバルな闘いで勝てなくなり、商品のサービスも生まれず、経済が長期に停滞していると考えています。

改革意識は、企業存立の意義として芽生え、発言しているのに、こういう人間は黙殺されます。私が典型的でした。見方を変えれば使い難いと判断されたのでしょうが、そうであるならば会社にいる意味が無い。

勤務するモチベーションは下がる一方の時に、理由の3)と4)が現実化したのです。会社は巨大な赤字を計上しました。

リストラという必要も出て来ました。とはいえ、巨大企業であり、労組もあり、福利厚生面でも優遇されている会社でしたから、いきなり管理職を解雇というようなことはできません。社員全体に希望退職を募るという制度が急にしかも短期的な決断を求められて発令されたのです。

多くの社員は親方日の丸の人たちなので、この制度を積極利用しようとはしませんでしたが、上記のモチベーションがある私にはうってつけの制度に映りました。即決断し、会社が制度化したこの早期対象制度を使って、長年勤めた会社にけりをつけました。そして、数ヶ月のうちに起業し、現在に至っています。こういう選択をする人間は、日本の社会では多くは無いと思いますが、申し上げたいのは、理不尽な会社の対応に我慢するだけが人生ではないということです。

仕事は困難が多いもの。その困難のひとつに人事も含まれます。

人事というのは、差別的だと感じることがあるものです。その原因を探ると、会社の方針に合致しているのか合致していないのかにかかわる、意見対立が大きいと思います。情勢に応じて会社の判断は変わるもの。

その時々で良し悪しは変わります。大事なのは、自由闊達に意見が言える組織化どうかだと私は思っています。その結果、決まったことには従わざるを得ません。そうでなければ組織は成り立ちませんから。

しかし、そもそも自由闊達な議論をつぶし、現経営陣に異論を唱えるだけでつぶされてしまう組織なら、会社という組織としての存立意義をそもそもなしていないと思うのです。

そういう会社には将来性があるとは思えません。多くの方々が、そうはいっても長年勤め、愛着もあり、他に用意に食につけないと思えば、我慢して勤務するのでしょうが、自分の人生哲学や、精神状態の忍耐を超えてまで、しがみつく必要は無いと考えます。

その為にも、きちんとした自己を日々作っておく必要があります。どんな状況でも躊躇せず、行動できる自分であることが、会社に残るか退職するかという、人生の大きな判断の場に、圧倒的に必要だと思います。

欠陥商品を開発して責任をとらない技術者と、尻ぬぐいさせられる技術営業

私が結構前にブラック企業に勤めていた時の話です。

その会社は某電子機器メーカーで、名前こそ知られていませんが、皆さんが1日街を歩けば必ず見かける商品を作っている会社です。
当然ながら、収益性も高いし、対外的には一流メーカーということになっています。

私がその会社に転職したのも、ある程度将来性が期待できること、当時26歳の私が技術職に就く条件を提示されたことが志望動機でした。

就職してみて、会社の収益率は本当に高いことは実感しました。
しかし、私が配属されたのは技術職ではなく営業職(正確には営業技術)でした。
はっきり言って、その時点で辞めるべきでしたが、私は「営業技術」という言葉に騙されました。

その会社では、一応は技術研修は受けさせてくれたのですが、到底同業他社企業の程レベルのものではありませんでした。
また、会社が金を出す以上、習ったことはすべて公開するルールが有りました。

例えば、プログラミングの講習を受講した時のことです。
私は、習得したプログラミング技術を使って、テキストファイルを暗号化するサンプルを作成し、発表しました。

しかしながら、偉いさんが、「俺は素人だから、お前がやっていることはわからん」とか好き勝手なことを言い、

MS-DOSとかOSの説明をさせられた上で、私が用意した説明資料を紙の無駄だと罵倒する等されました。。。
これだけでも、充分にやる気をそがれます。

しかし、私が本当に辞めたいと思ったのは、会社が作っている商品が欠陥だらけで、会社がその欠陥を直せないことです。

私の部門は、会社の主力製品ではなく、今後伸びるであろう製品を販売していたのですが、その制御ソフトウェアに不具合が大量にあったのです。

例えば、その製品にデータ転送する際に、ライバル企業の10倍の時間が掛かるとか、複雑なデータを作成するとデータが不可逆的に破壊される(パーツを100個以上配置するとデータが壊れる。一旦壊れると、99個に減らしても復旧しない等。)

このような不具合の為、私は顧客を回ったりしてサポートし、毎日終電で帰宅してました。
しかし、製品の開発者は19時位で上がってしまう有様です。
要するに、製品開発のマネジメントが出来ていなかったのでしょう。

結局、やりたい仕事でない上に、開発者の不具合の始末を私がつけることに納得できず、会社をやめることにしましたが、
その会社は、就業規則として、「会社を辞める人は有給を取れない」という訳の分からない社則を作ることも忘れてません。

私は、スキルを磨いた人が報われず、社内の政治力学で残業時間が決まるような職場はこりごりですが、転職しないと分からないことも多く、困ったものです。