在宅勤務でウェブサイト運営。妊婦のストレス解消のターゲットにされたしまった新卒のおとなしい私。

自宅でのパソコンの普及率が上がりはじめ、家電と同じようにパソコンが販売されたころのおはなし。
超氷河期と言われた就職活動だった時代もあって、いろいろと活動していたものの、卒業までに内定をもらうことなく、フリーター生活をしていた。
趣味はインターネットと旅行。この2つを楽しめるような仕事ならばいいと漠然と思っていた。
卒業して半年後に、メルマガの広告でインターネットを使った在宅勤務という文字が飛び込んできた。インターネットで在宅勤務というのにひかれてしまった。メールでアポをとって、事務所へ。当時は電話回線を使うのが一般的な中、私はヘビーユーザーだったため、自宅ではケーブルテレビを契約し、ケーブルモデムを使っていて、外出先や大学では、PHSを使って使っていたことを話したら、面白いという印象を受けたらしく、その場で、契約社員でも社員でもどちらでも内定を出すけど、どちらがいいと言われたため、正社員でと答え、内定ゲット。
数日後に一緒に仕事に関わるメンバーの紹介を受けた。メンバーは私を入れて6名で、サブメンバーが数名。一部は在宅勤務らしく、遠方で打ち合わせにも顔出しできないという方もいらした。私の上に当たる方は別の仕事を抱えていたため、サブメンバーで、実際の仕事ではメンバーの中で唯一正社員だった1名の女性とやりとりして仕事を進めていくこととなった。
この人は既婚女性で自宅で子供1名を育てながら在宅勤務をしていたが、週2回クライアントの事務所へ出向していた。
仕事の内容はウェブサイト内の掲示板の運営だった。新卒でありがちなマナー研修と呼ばれるものを受けることなく、いきなりのデビュー。与えられた仕事を自分なりにこなしてはいたものの、大した教育を受けずに入ったため、このママには色々と指摘をメールで受けて、彼女は常に怒っている印象ばかり。顔が見れないメールでのやりとりに手を焼いていた。月2回のペースで社内で打ち合わせをする際も、私の正面に座り厳しいことばかり。そういう人に、どのようにアプローチすればいいか困り果てていた。しかし相談相手になるべき上の人は、そういう場でもなだめることもせずに、ただうなずいている頼りない人。そうなると相談するのは社長しかいなくなるのだが、社長は子持ちのママだから、子供を叱っている感じであなたに接しているんだろうと言うし、上の人は忙しいから厳しいから余計な心配かけるなという始末。とりあってもらえる様子ではなかった。
入社して4か月後くらいたったある日、ランチミーティングの場で、ママからつわりがひどいという話が出てきて、社長は真っ青。ママが産休になると私がメンバー唯一の社員になるということもあり、私への教育方針がスパルタ式になってきた。
パフォーマンスを発揮できないならば、罰金にして、改善がないならばそれを継続するということになってしまった。私は新卒なので、1年は何も言える立場ではないと考え、黙って耐えていた。ミスをしたら罰金になると考えると何をするのにも怖気づいてしまうようになり、ミスが増えたタイミングのときに罰金を言い渡され、それが何か月か続いたある日、中途の社員が入社した。メンバーに配属されることになったが、これが辞めようと思う引き金になった。この増員は産休ママの代わりというより、私を追い出す為と考えるようになり、仕事に身が入らなくなった。
そして、月2回のミーティングが終わったある日、社長と上の人と別に打ち合わせをすることになり、契約社員になるか辞めるかを迫られた。
その場では即答せずに、後日辞める旨を伝えてからは、完全に周りが無関心モードに。毎日報告書を送り、厳しい内容の返信を送ってきた身重な方からも一切メールが来なくなった。よく指摘されているうちはまだマシだと言われるが、本当にその通りで、無関心という状況は大変堪えた。
勤務最終日。お世話になったという旨を同報メールで送ったところ、社員で返信が来たのは社長だけ。上司は、彼のブログ(当時は日記だが)に1年ちょっとのお疲れ!というのと、辞める1か月前位にとある芸能人を呼んだイベントの手伝いをしたのだが、それについてちょっと嬉しい?ということが書いてあった。メールではなく公に晒す手段での返信。嬉しいどころかあなたの無神経と周りの無関心で未だに心が病んでいるんですけど。何を考えているんだか。
ママは勤務最終日から2週間後にメールが来ていたが、社長に促されてメール送ってきた感とお詫びと弁解という見苦しい内容。仕事で妊婦を見ると未だにトラウマになる。
会社についても罰金を予告するのは違法行為。辞めて暫くは心の病がひどく、労基署に行けなかったのを悔やんでいるが、社長にモノが言えない社畜ぶりは相変わらず。この性格、なんとかしないと。。。